情報提供:大阪府立成人病センター

大阪がん情報提供コーナー

続がん50話 看護・薬剤編

09 薬を飲む時は

大阪府立成人病センター薬局総括主査
吉田智江

内服薬が正しく効果を表すためには用法、回数、時間を守らなければなりません。

起床時(起床した後すぐ)▽食前(食事の30分ぐらい前)▽食直前(食事の直前)▽食直後(食事した直後)▽食後(食事の後30分以内)▽食間(食事の後2~3時間後)▽就寝前(寝る直前か30分くらい前)。

薬はコップ1杯程度の水か白湯で飲んでください。薬が食道に張りついて炎症を起こすのを防ぐことができます。飲みにくいからといって、錠剤をつぶしたり、カプセルを外したりしないようにしてください。効き目が出ないことがあります。

薬を飲み忘れ、次に飲む時にその分も一緒に飲まないでください。2回分をまとめて服用すると、副作用が出やすくなります。

また、薬を飲んでいる時にアルコールを飲むと、薬の効果が強く出たり、逆に効果が弱くなることもあります。副作用の出方にも影響します。このほか、健康食品の一種であるセント・ジョーンズ・ワート(和名・セイヨウオトギリソウ)を一緒に飲んだ場合、効果が弱まってしまう薬(サンディミュン、ワーファリン、ジゴシンなど)があります。普段、健康食品を使っている方は薬との相互作用がないか、医師や薬剤師に相談しておくとよいでしょう。