情報提供:大阪府立成人病センター

大阪がん情報提供コーナー

続がん50話 看護・薬剤編

03 専門病院受診の心構え

大阪府立成人病センター7階北病棟主任看護師
山田眞佐美

当センターの外来には1日1100人近い患者さんが訪れ、初めて受診される方は30人くらいです。患者さんの表情から、自分の病気はがんではないかという不安や、これからどのようなことが起こるのだろうという緊張感が伝わってきます。

私たち看護師は、そのような患者さんに配慮しながら、できるだけスムーズに診察・治療を受けていただけるようにしています。

初めて専門病院を受診される方は、医師からの紹介状やレントゲンフィルムなど、それまで受けた検査結果を持参していただくほか、現在飲まれている薬や今までにかかった病気や治療の経過、薬や食べ物のアレルギーの有無などご自分の健康状態に関することを思い出し、書き留めておかれることをお勧めします。

お薬手帳があれば持参してください。現在の自覚症状や、医師に尋ねたいことなどをまとめておくと、落ち着いて診察を受けることができます。

専門病院では検査結果や治療方針を詳しく説明するために、初めて受診される方に、もしも「がん」のような悪性の病気であった場合に告知を希望されるかどうかをお尋ねすることがあります。健康な時にはなかなか考えにくい問題ですが、「備えあれば憂いなし」で、こころにゆとりのある時ほど、ご家族とも話し合う機会を持ち、いざという時にあわてないように準備することも大切です。