続がん50話
23 診療情報提供書
岩井益美
「がん相談支援センター」では、電話によるがん相談を行っています。
主な相談内容は、「○○療法について知りたい」「○○がんと診断されたが、検査や治療法について教えてほしい」といった一般的な問い合わせのほか、「がんと診断されたが、そちら(大阪府立成人病センター)で治療を受けることはできるのか」など、当センターでの受診や医療情報についての問い合わせです。
それぞれの相談者のお話を伺い、整理して必要な情報を提供し、相談支援にあたっています。
当センターへの受診相談の質問の中で、「医師の紹介状は準備しないといけないのか。自分なりに病気について説明できるのだが…」という方がおられます。
ここでいう紹介状とは、医師が書いた「診療情報提供書」のことです。紹介状は、これから診察を担当する医師が患者さんの病気の状態やこれまでの診療経過について正しく理解し、行うべき検査や治療について検討するために必要な資料です。
「医師が忙しそうで、頼みにくかった」という声もお聞きしますが、せっかく来院されても、患者さんのお話だけでは明確なお答えができない可能性があります。
納得して医療を受けるためにも、思い切って医師に紹介状を依頼してください。
